わたしはせっかく新築マイホームを購入した後に、転勤が決まってしまい、迷った末に売却し家族全員で転勤先に引っ越しました。
そんな私の経験談を踏まえ、転勤になり引っ越す場合のマイホームをどうするのが一番いいのか解説していきます。
マイホーム購入後に転勤になった場合の選択肢は4つ
転勤になった場合のマイホームをどうするかの選択肢は以下の4つです。
ポイント
・賃貸に出す
・売却する
・空き家にする（空き家管理委託か親族などに管理を頼む）
・単身赴任(子供がある程度大きい場合)
上の選択肢から、転勤の期間や、経済状況、家族の事情、子供の生活などを考慮して決める必要があります。
わたしの場合は、小さい子供がいたため、単身赴任の選択肢は最初から考えていませんでした。
そのため、家族で転勤先に引越しになるため、賃貸に出すか、売却するか、空き家で置いておくかの3つの選択肢がありました。
ただ、空き家で置いておく選択肢は、転勤期間がどのくらいになるのか決まっていなかったのと、購入したマイホームの住宅ローンと、転勤先の家の家賃の両方の負担を考えると、厳しいと判断し選択肢から外すことに…。
以下で、わたしと同じような状況の人以外でも、具体的に状況別でどんな方法をとるのがおすすめなのかを見ていきます。
家庭の事情や状況別の5つの選択肢
状況別に一般的にはどんな選択肢が考えられるか以下に7つにまとめてみます。
| 状況 | マイホームへのおすすめの選択肢 |
| 2～3年など数年で元の勤務先に帰れることが決まっている | ・空き家で置いておき戻ってくる ・決まった期間の賃貸（定期借家） ・単身赴任で奥さん、子供はマイホームで生活 |
| 小さい子供がいるため家族で転勤先に引越し | ・賃貸に出す ・マイホームのローンと引越し先の家賃が難しい場合は売却 ・金銭的に問題がなければ空き家で置いておく |
| ある程度大きい子供がいる | ・単身赴任で奥さん、子供はマイホームで生活 |
| 家を売りたくないが引越し先の家賃とマイホームのローンの支払いは厳しい | ・借り手が見つかりそうな立地なら賃貸 ・借り手が見つからなそうな立地なら売却 ※空き家の選択肢はなし |
| マイホームの場所が都内で交通の便が良い | ・借り手が見つかりやすいため賃貸 |
| マイホームの場所が都内で交通の便が良いとは言えない | ・借り手よりも買い手が見つかりやすいため売却 |
| 住宅ローンがまだ残っている | ・マイホームのローンと引越し先の家賃があっても金銭的に余裕があれば空き家で置いておく ・マイホームのローンと引越し先の家賃が厳しいようであれば売却 ・マイホームのローンと引越し先の家賃が厳しいようであれば賃貸 |
簡単にまとめると上のような感じ。
以下で、売却、賃貸、空き家の選択肢ごとに詳しく解説していきます。
売却を考えている場合
マイホームの売却を考える場合、まずはいくらで売却できそうなのかを把握します。
不動産会社に査定依頼を申込みましょう。
もし、住宅ローンの残債がある場合は、住宅ローンを組んだ金融機関に確認して残りの正確な金額を聞いておく必要があります。
住宅ローンの残債よりも、売却予想価格のほうが大きく高く売れそうであれば問題ありません。
ですが、もし住宅ローンの残債よりも、売却予想価格のほうが小さい場合は、残りのローンを預貯金で返済しなければ売ることができません。
そのためにもまずは、住宅ローンの残債を調べるのと、不動産会社に査定を依頼してみてください。
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また、査定価格は不動産会社によって変わります。
そのため、色んな不動産会社の査定額を知り比較するべきです。
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賃貸を考えている場合
賃貸を出すメリット・デメリットはいくつかあります。
が、一番は経済的なメリットが大きいこと。
空き家で置いておくと家は傷んできてしまいますが、賃貸で貸せば日々の管理は入居者がいるため不要になり、かつ自分で空き家を管理する場合と比較してコストも最小限に抑えられます。
一方、デメリットはというと他人に家を使われることによる細かい部分損傷が挙げられるでしょう。
賃貸はデメリットを踏まえたうえで、経済的メリットを最優先したい人におすすめです。
空き家を考えている場合
転勤後に戻ってくるまで空き家で置いておくことを考えた場合、親族などに管理を頼むか、空き家管理委託を利用する方法があります。
空き家で置いておく場合、親族が管理してくれるのであれば費用の面で問題はないかと思います。
ですが、空き家管理委託を利用する場合、委託コストがかかることを考えると、賃貸で家賃が入らずにコストがかかってしまう点が大きなデメリットと言えるでしょう。
管理コストが嵩み、住宅ローンの返済が苦しくなる可能性があることも注意が必要です。
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